2023/04/18 12:00
< ハンドメイドを始めて3年 >
これまでにレジンやプラ板、ビーズに編み物など、様々なジャンルに挑戦して来ました。
ネックレスやピアス、キーホルダー、ブローチ…そして、まだ作ったことのないものが、ブレスレットでした。
理由は留め具の処理と素材選び。
留め具は、ネックレスのようにヒキワを使うのか、キーホルダーのトップのようにカニカンを使うのか…
ビーズを通す本体は、チェーンにするのか、毛糸にするのか、テグスにするのか…
テグスにするなら結び目の処理はどのようにするのか…
などなど…単純に技術の問題だけでなく、選択肢が多いのです…。相当悩みました。
今回は、失敗してもやり直しが利くように、ストレッチタイプの伸びるテグスを選びました。
選んだビーズは、天然石のターコイズとカヤナイト。白蛇の彫りが入った水晶。
水晶の両端にある薔薇のパーツは、ロンデルと呼ばれ、シルバー925で出来ています。
< パーツショップを巡る旅 >
私の住んでいる町にはいくつかハンドメイドパーツを販売しているパーツショップがあります。
天然石に特化しているお店、丸カンや9ピンなど接続パーツに特化しているお店、チャームやネックレストップなどの既存のアイテムに特化しているお店など、それぞれの特徴に合わせてパーツを厳選していきます。
その中に、私が学生時代から気になっていたパーツショップがあり、今回初めてお店のドアを叩きました。
緊張していた私を明るく出迎えてくれる店主のおばさん。
私が店内を見ている間は自由に見させてくれて、何か聞けば優しく答えてくれる…。
とても良い店だ。優しいおばさんで本当に良かった…。
ホッとした私が、店の一番奥の棚に目を向けた時、光る銀色のパーツが目に入りました。
「もしかして…」と思い手を伸ばすと、そこにはやはりシルバーパーツが!!!
シルバーアクセサリーを販売しているショップはよくありますが、シルバーパーツを販売しているところ、しかもデザインがどれも凝っているようなお店は今まで見たことがなかったので、本当に驚きました。
興奮気味に店主のおばさんに、「これシルバーですよね!?売ってるところ初めて見ました!!」というと、「お店の商品に使っているものだけど、欲しければ譲りますよ」、「他にはなかなか無いものだと思います」とのこと。
薔薇のロンデルに完全に一目惚れし、一晩考えた結果、翌日に白蛇の水晶とともに購入しました。
翌日「また来ました」と扉を開けると店主のおばさんは笑っていました。
<パーツとシルバーリングをリンクさせて>
もともとシルバーアクセサリーが好きな私は、いくつかシルバーリングを持っているのですが、今回はそのリングに合わせたパーツ選びをすることにしました。
理由は、コーデのしやすさが圧倒的に違うからです。
普段から使いたくなるようなアクセサリー作りは大事ですよね。
というわけで、トルコ石(ターコイズ)がついたリング、薔薇のリング、双頭の蛇のピンキーリング、これらのリングモチーフとリンクさせたブレスレットが完成しました。
テグスの結び目は、本来ならば接着剤で固めて一晩寝かせるようなのですが、私はレジンで固めてしまいました。
ターコイズの間にアクセントパーツとして挟んであるカヤナイトのさざれ石から着想を得て、レジンもさざれ石らしく形を整えました。
画像の下部分、さざれ石の隣に透明の小さな石のようなものがレジンで固めた結び目です。
それほど気にならないので上手く出来て良かったです。
初めて作ったにしては、なかなか良いものが出来たので、大満足の結果となりました。
ただパーツに救われた感は否めません…汗
今回はシルバーパーツを贅沢に使ってしまったので、もう少し原価を抑えて納得のいくものを作ることが次回からの課題になると思います。
何はともあれ、ブレスレットとリングのリンクコーデで、出かけるのが楽しみです♪
長くなりましたが、ここまでご一読いただきありがとうございました!